最大の弱みである”ふたり”を最大の強みにしていきたい
1999年 3月 OZ magazine
●元WANDSのボーカリスト上杉昇とギターの柴崎浩からなるユニットal.ni.coが待望の1stアルバムを世に送り出す
「え?これがあのWANDSの人?」初めてこのアルバムを聴いた人はきっと驚くことだろう。破壊力のある骨太な
サウンドに乗ったソリッドな声。そして歌われているのは、上杉自身の内面をまっすぐに見つめた言葉だ。
上杉さん:こういう詞になる理由ですか?いろんな意味で”長生き”したいなと思ったので・・・。沈んでしまう時期って
誰にでもありますよね。そんなとき、僕は次元の違う能天気な音楽を聴いてその時だけ逃避するってことができないんです。
より自分に向き合って人生の底辺がどのへんかを知りたい。それを知ってればよりハッピーになれると思うんです
●彼にとって音楽は、自分を知るバロメーターなのかもしれない。そんな音楽を追求するために彼はWANDSを
脱退することを決めたのだ。
上杉さん:当初はバンドの中で、徐々に違うことをやろうと思ってたんだけど、もうWANDSというイメージは
確立されてましたから
柴崎さん:もっと解放された場所でどんどん自分たちの思いを形にしていきたいと思ったんです。
最初、上杉と一緒にやりつもりでもなかったんですが、以前と違う関係で音を作っているとおもしろいものが
できれいる実感があったので
●それからは土台となる詞と曲を作り、柴崎のアレンジが曲に厚みを出す、という方法が確立した
上杉さん:アルバムができて、また一つ夢がかなった、って感じですね。斬新なことをやりたいねって最初ふたりで
話してたんですけど、でもまだ到達点には達してないけど
●アルバムの発売に先駆けて初のワンマンライブも行う予定だそう。
上杉さん:やっぱりバンドサウンドをやろうとしたら、本当のバンドには負けちゃうじゃないですか。
そうじゃなく、僕らの最大の強みにしたいと思ってるんです
●彼らのサウンドや、発言、そしてルックスも、一見ハードなのだが、実は意外な素顔も見え隠れする
上杉さん:なんでも楽しんでやろうと思ってて、こないだラジオの公開放送のとき、口紅を耳のへんまで
描いて出て行ったんです。そしたら肌が荒れちゃって。ヴィジュアル系の人も大変なんだな、と思っちゃって(笑)
●さらに彼は大好物のグミキャンディのウルトラマンシールを集めたり、朝は眠気ざましにたい焼きを
食べるほどの甘党というお茶目な人。かたやクールな柴崎さんは学生時代、テニスの県大会で準優勝までしたという
スポーツマン。根は熱い人だ。
上杉さん:こないだ渋谷の路上で歌ったんですよ。スタジオばっかりいると煮詰まっちゃうし、音が綺麗になりすぎないように
雑踏の中で録音したかった曲があったから、ゆずに対抗して”うに”って名前で(笑)気持ちよかったけど、
人だかりができなかったから寂しかったんですけど。次は香港、北朝鮮でやってみようかと思ってます。
●こんなふたりが作り出す実に人間くさい音楽だけど、OZマガジン読者にはどんなときに聴いてほしいですか?
という質問をしてみた。
柴崎さん:・・・すっかりそのへん考えてなかったです(笑)
上杉さん:でも、最初はホラー映画を見る感覚で(笑)世の中にはこんなロックもあるんだ!って思って
くれたら嬉しいです。
「え?これがあのWANDSの人?」初めてこのアルバムを聴いた人はきっと驚くことだろう。破壊力のある骨太な
サウンドに乗ったソリッドな声。そして歌われているのは、上杉自身の内面をまっすぐに見つめた言葉だ。
上杉さん:こういう詞になる理由ですか?いろんな意味で”長生き”したいなと思ったので・・・。沈んでしまう時期って
誰にでもありますよね。そんなとき、僕は次元の違う能天気な音楽を聴いてその時だけ逃避するってことができないんです。
より自分に向き合って人生の底辺がどのへんかを知りたい。それを知ってればよりハッピーになれると思うんです
●彼にとって音楽は、自分を知るバロメーターなのかもしれない。そんな音楽を追求するために彼はWANDSを
脱退することを決めたのだ。
上杉さん:当初はバンドの中で、徐々に違うことをやろうと思ってたんだけど、もうWANDSというイメージは
確立されてましたから
柴崎さん:もっと解放された場所でどんどん自分たちの思いを形にしていきたいと思ったんです。
最初、上杉と一緒にやりつもりでもなかったんですが、以前と違う関係で音を作っているとおもしろいものが
できれいる実感があったので
●それからは土台となる詞と曲を作り、柴崎のアレンジが曲に厚みを出す、という方法が確立した
上杉さん:アルバムができて、また一つ夢がかなった、って感じですね。斬新なことをやりたいねって最初ふたりで
話してたんですけど、でもまだ到達点には達してないけど
●アルバムの発売に先駆けて初のワンマンライブも行う予定だそう。
上杉さん:やっぱりバンドサウンドをやろうとしたら、本当のバンドには負けちゃうじゃないですか。
そうじゃなく、僕らの最大の強みにしたいと思ってるんです
●彼らのサウンドや、発言、そしてルックスも、一見ハードなのだが、実は意外な素顔も見え隠れする
上杉さん:なんでも楽しんでやろうと思ってて、こないだラジオの公開放送のとき、口紅を耳のへんまで
描いて出て行ったんです。そしたら肌が荒れちゃって。ヴィジュアル系の人も大変なんだな、と思っちゃって(笑)
●さらに彼は大好物のグミキャンディのウルトラマンシールを集めたり、朝は眠気ざましにたい焼きを
食べるほどの甘党というお茶目な人。かたやクールな柴崎さんは学生時代、テニスの県大会で準優勝までしたという
スポーツマン。根は熱い人だ。
上杉さん:こないだ渋谷の路上で歌ったんですよ。スタジオばっかりいると煮詰まっちゃうし、音が綺麗になりすぎないように
雑踏の中で録音したかった曲があったから、ゆずに対抗して”うに”って名前で(笑)気持ちよかったけど、
人だかりができなかったから寂しかったんですけど。次は香港、北朝鮮でやってみようかと思ってます。
●こんなふたりが作り出す実に人間くさい音楽だけど、OZマガジン読者にはどんなときに聴いてほしいですか?
という質問をしてみた。
柴崎さん:・・・すっかりそのへん考えてなかったです(笑)
上杉さん:でも、最初はホラー映画を見る感覚で(笑)世の中にはこんなロックもあるんだ!って思って
くれたら嬉しいです。
by sinasoba4
| 2015-09-27 06:30
| ai.ni.co雑誌