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上杉昇さんUnofficialブログ ~Fragmento del alma~ 

wesugisan.exblog.jp

上杉昇さんの歌声をもっと沢山の人に聴いてもらいたいのと、過去、現在を含め、HP主流の時代は、充実したHPがありましたが、ブログはないなと感じたので、自分で作ってしまえ~という想いで作りました。何かを感じて、上杉さんの音楽を聴いてみたいと思ってくれたら、本望です。

カテゴリ:al.ni.co( 5 )

1999年3月3日al.ni.co「セイレン」リリース


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「セイレン」

#1:Prologue
作詞:上杉 昇 作曲:上杉 昇 編曲:柴崎 浩

#2:カナリア
作詞:上杉 昇 作曲:上杉 昇 編曲:柴崎 浩

#3:「G」
作詞:上杉 昇 作曲:上杉 昇 編曲:柴崎 浩

#4:晴れた終わり
作詞:上杉 昇 作曲:上杉 昇 編曲:柴崎 浩

#5:Tough Luck
作詞:上杉 昇 作曲:上杉 昇 編曲:柴崎 浩

#6:TOY$!
作詞:上杉 昇 作曲:上杉 昇 編曲:柴崎 浩

#7:Suicide Solution
作詞:上杉 昇 作曲:上杉 昇 編曲:柴崎 浩

#8:Brindman's Buff
作詞:上杉 昇 作曲:上杉 昇 編曲:柴崎 浩

#9:Living For Myself
作詞:上杉 昇 作曲:上杉 昇 編曲:柴崎 浩

#10:Prayer
作詞:上杉 昇 作曲:柴崎 浩 編曲:柴崎 浩


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眼の奥にある無表情達へ捧ぐ

「セイレンはギリシャ神話に出てくる半人半鳥の怪物で、頭だけ人間で首から下が鳥っていう。
そいつが海に現れて、美しい歌声で船をおびき寄せて遭難させてしまうという、そういうものらしい
んですけど」上杉昇はアルバム・タイトルの意味をこう語る。
デビューシングル「TOY$!」からほぼ一年かけて、ようやくファーストアルバム「セイレン」が発表される。
数枚分のシングル曲を準備した上でデビューするバンドが多い中、al.ni.coはその度、その度マキシシングル
を作り、発表し、リアクションを受け止め、次の作品を作るという作業を積み重ねてきた。
1月にリリースしたマキシシングル「カナリア」を作っているあたりからアルバムを意識し始めたという。
その後に生まれた曲もあり、またal.ni.co結成頭初の曲も収録されている。
だからこの「セイレン」はal.ni.coの創世紀のリアルタイムのドキュメントとう事ができるだろう。
「正直言ってアルバム・コンセプトはなかった。ただ、今後のal.ni.coの音楽のプロトタイプ
がこのアルバムにあると思う」と柴崎浩は言う。
収められた全10曲は、どれも非常に個性的だ。一瞬にしてal.ni.coの世界に引きずり込まれる
オープニング「Prologue」たったふたつのコードで作られているのに豊かな攻撃性のある
「Brindman's Buff」などオリジナリティに溢れている。彼らは第一作目にして唯一無二のスタイル
を手に入れた。それを指して柴崎が”プロトタイプ”=原形と言うのなら、彼らの今後にさらに注目
しなくてはなるまい。ラヴソングを中心に耳触りの良いリズムやサウンドを追求するポップ・シーンの
他に、現在のシーンではより内面を掘り下げ、より個性的な歌の表現を目指すアーティストが支持を
受け始めている。グランジやオルタナをひとつの固定したジャンルとして見るのではなく、
それを出発点としてロックを作ろうとしているのが、al.ni.coなのだ。彼らのキーワードは、異常に
高い緊張感と、異常に高いクオリティだ。
「自分もロックというものにおびき寄せられて、ロックの中毒者になり、遭難しそうになったとき、
いろんな感情があったので「セイレン」をタイトルにした」(上杉)
「al.ni.coは、流行を追うっていう形じゃないところで、可能性のある新しいものをやろうと
しているバンド」(柴崎)
al.ni.coは、今、上杉と柴崎が予想した以上の可能性をはらんでいる。それが「セイレン」
ではっきりとした形になった。バンドという形をとらず、極端な分業の中で、彼らは緊張感と
クオリティのウルトラハイな両立を求める。上杉は「ロックは自分にとって泣き声みたいなもの」
と言う。半人半鳥のこのアルバムは、そうしたal.ni.coの今を具現化している。
そして「セイレン」以降も真迫のドキュメントは続く


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by sinasoba4 | 2015-10-02 07:08 | al.ni.co

1999年1月21日 al.ni.co「カナリア」リリース

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#1:カナリア
作詞:上杉 昇 作曲:上杉 昇 編曲:柴崎 浩

#2:Prayer
作詞:上杉 昇 作曲:柴崎 浩 編曲:柴崎 浩

#3:あした
作詞:上杉 昇 作曲:上杉 昇


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al.ni.coのサードシングル「カナリア」が完成した。この作品でal.ni.coの
方向性と評価は決定付けられるだろう。
「詞と曲が同時にできたんですよ。3作目はこれしかないと思った。」
と上杉昇は語る。
第一作「TOY$!」から第二作「晴れた終わり」までは、実に8ヶ月のインターバルがあった。
その間、デビューを果たしたal.ni.coは自分たちの存在意義について充分思いをめぐらせた。
そして、「晴れた終わり」を作り、リリースすることで「癒されたところがある」と上杉は語ったいた。
だから、「カナリア」のレコーディングは前回に比べてすんなりと入った。
詞と曲が同時にできること、それはソングライターにとって最も幸福な形のひとつである。
メロディーは言葉によって広がりを持ち、言葉はメロディーによって説得力を持つ。両方が同時に
生まれるのは、上杉の歌う気持ちがある意味で固まっているからだ。「第3作は「晴れた終わり」の
続編にしようかと思っていたんだけど、できてみたらそこに至る過程の歌になっていた」(上杉)
不思議なものだ。だがそこには真実がある。貯めていたものをすごい勢いで吐き出した「TOY$!」
の後の反動は予想を越えていた。それを客観視できるようになるのに、これだけ時間がかかったということだ。
上杉は”過程”と語っているが、「カナリア」の詞には上杉の重要な決意が込められているようだ。
歌をうたうために生きてきた人間がそこに描かれ、それは紛れもなく彼自身のことのように聴こえてくる。
「カナリア」は名曲のたたずまいを持って生まれた。が、デモテープを受け取った柴崎浩は、まず、
生理的な抵抗感を覚えたという。「俺と上杉とでは、自分の癒し方がちょっと違うのかなと。
でも上杉はどうしてもこれをやりたいっていうビジョンを持っていて。
それだったらこうしようって俺は思って」
柴崎はある意味で上杉に挑むようにサウンドを作っていたのかもしれない。
今、完成した「カナリア」を聴くと、あちこちで火花を散らすヴォーカルとギターが聴こえてくる
その闘いぶりは見事だし、ふたつは互いに拒否しようとしているのではなく、確実に融合しようとしている。
それにしても、柴崎のギターは類を見ないほどのクオリティーを保ちながら暴れている。
「前2作は、今までの俺とは別人のようなギターだって言われたりしたんだけど、今回は
もう一度自分の中に当たり前にあるスタイルっていうものを改めてやったら、
過去とは違うものができるかなって」(柴崎)
柴崎の気合の入ったギターワークとサウンド作りをがっちりと受け止めて、「カナリア」
のヴォーカルトラックは凄いの一言。叫び、響き、伸び、割れ
、荒れ狂い、優しい。おそらく今の日本のミュージックシーンの中で最高水準のヴォーカルだろう。
ここまでテンションの高い作品は、希だ。だからおそらくal.ni.coの方向性と評価が決まると直感したのだ。
第一弾「TOY$!」は怒りだった。第二弾「晴れた終わり」は、永遠だった。
そして、この第三弾マキシシングル「カナリア」は心だ。何もない場所から「TOY$!」は生まれ
「晴れた終わり」で闇にさまよい「カナリア」で強烈な光を見出したと言ってもいい。
カップリングはヴォーカルとギターのみで世界を作り上げた曲と、さらにもう1曲は上杉と柴崎の
ふたりだけのストリートライヴ一発録り。最強のコンビネーションが誕生した。1999年のロックシーン
はal.ni.coの「カナリア」で幕を開ける




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by sinasoba4 | 2015-10-01 06:00 | al.ni.co

1998年11月11日 al.ni.co 「晴れた終わり」リリース

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晴れた終わり

#1:晴れた終わり
作詞:上杉 昇 作曲:上杉 昇 編曲:柴崎 浩

#2:Providence of narure
作詞:上杉 昇 作曲:上杉 昇 編曲:鈴木ミチアキ

#3:不変のうた
作詞:上杉 昇 作曲:上杉 昇 編曲:上杉 昇


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いよいよ第2弾「晴れた終わり」がリリースされる。
al.ni.coのデビューマキシシングル「TOY$!」はいろいろな意味でショックだった。
ハードエッジなサウンドに呼応するヴォーカルは、上杉昇と柴崎浩の変貌と成長を見せつける出来だった。
その鋭さと爆発力はリスナーにショックを与えたばかりでなく、al.ni.coの二人にとっても衝撃的だった。
「もともと自分の中に自己完結してしまう要素がある。「TOY$!」を出したときの姿勢に、自分自身が追い込まれて
いった。それで、しばらくは次の作品に向かう必然性を探していた(上杉)
デビューまでに費やした時間の長さと「TOY$!」で吐き出した怒りや悲しみの大きさの反動があったのだろう。
「al.ni.coはゼロから始めたから、すべてプラスだと思っている。でも自分のオリジナリティを考える必要は
感じていて、作品ごとに正直に出すしかないと。「TOY$!」で俺は”怖い人”と思われたかな(笑)
ただ次もそれを期待されても、なるようにしかならない(柴崎)
「TOY$!」ショックからスタートしたセカンドシングルプロジェクトは長時間に渡った。
ひとつ、作品が世の中に出たことで、ふたりの中に意欲と展望が生まれたのだった。
アルバムに向かおうという姿勢と、次の作品に求めるものがぶつかり合っていた。
「自分が聴いて癒されるものを、理屈じゃなく作るしかなかった」(上杉)
「癒されたいなという気持ちもあったけど、メラメラするものもあった」(柴崎)
このふたりの多少ズレた心が「晴れた終わり」に表現されていく。曲のタイトルのまま上杉の静けさと強さは
詞曲に反映された。一方で柴崎の欲望は、たとえば中低音を奏でるチェロに凝縮されている。
「この曲を最初に聴いたときに感じた”童謡のような安らぎ”に、サウンドを仕上げるにつれて還っていった」(柴崎)
「晴れた終わり」は、非常にユニークな耳触りのサウンドになっている。
「TOY$!」のときには削り落とされていたロマンティックな部分が加えられている。
一方でエッジは全く磨滅していない。
「今回は自分を解放できるような作品を背負いたいなと思ってたんで、
これを作って良かったと思ってます」(上杉)
「晴れた終わり」は文字通り、al.ni.coのセカンドステップになった。ヘヴィーなデビュー曲を出した反作用を
ふたりはしっかりと受け止め、上昇力を強めている。
柴崎は「al.ni.coを始めるとき、すごく未知なところが面白いと思っていた。」と明言する。
だから、今作品ごとに自分の新たな側面を発見することが楽しくて仕方ないようだ。
「ギターと声を考えて、全体としてもちゃんとしてないといけないけど、ギターのトラックだけで
もひとつのアートになってる感じが欲しい。ふたりでやることによって生まれるものが未知であり、
、だから今後、また全然違うことをやりたいと思う。そこに共通点があるのかなって不安はあるんだけど、
それは聴く人が思ってくれればいいやって思って」(柴崎)
「自分が考える最低のクオリティを越えることができるのかという不安はある。特に歌入れのとき
は、ディレクションするもうひとりの自分のプライドに緊張する。そいつはもう、
ふてぶてしいです(笑)その緊張がいいほうに作用してると思う。
柴崎は同じテンションで付き合ってくれるから、助けられてますね」(上杉)
現在のシーンにはヴォーカル&ギターのユニットが多く存在するが、al.ni.coは明らかに一線を画している。
ギターをヴォーカル並みに扱うギタリストと、クオリティを越える感情表現を狙うヴォーカリストのコンビは
誰もまだ踏み込んだことのないヴォーカルミュージックを目指している。
「晴れた終わり」以降、「次の言葉がだんだん生まれて来ている」と上杉は語る。この言葉に柴崎の
「未知のものを生み出す楽しみ」を重ねたところに、al.ni.co待望のファーストアルバムの姿が見えてくる。
もっとハードエッジに、もっとロマンティックに。al.ni.coは軽くて薄い時代に属さない。
彼らの声とギターには、とてつもない魔力が潜んでいる。


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by sinasoba4 | 2015-09-30 05:49 | al.ni.co

1998年3月21日 「TOY$!」al.ni.coリリース

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#1:TOY$!
作詞:上杉 昇 作曲:上杉 昇 編曲:柴崎 浩

#2:無意味な黄色~Meaningless Yellow
作詞:上杉 昇 作曲:上杉 昇 編曲:柴崎 浩

#3:雨音”EXPANDED DEMO TRCK”
作詞:上杉 昇 作曲:上杉 昇 編曲:柴崎 浩


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オモチャのお金じゃ何も買えない

オモチャのお金じゃ何も買えない。ましてお金のオモチャになんかなりたくもない。初めて「TOY$!」
を聴いたとき、そう思った。新聞やテレビが「マネーゲームはもう終わりだ」とウソくさく騒いでいる
時期だからこそ、この歌がそう響いてきたのかもしれない。
そして何より、上杉昇と柴崎浩が本当に久しぶりに新しい歌を届けてくれた
ことが嬉しかった。それにしても永い沈黙だった。91年、WANDSのメンバーとしてデビューし、
そのヴォーカルとサウンドはあっという間に音楽ファンに大きな支持を集めた。
ふたりはデビュー当時にすでに相当の実力を備えていたが、本当の成長はその後に始まる。
抜群の耳とセンスを武器に、本格的なロックに力強く突き進んで行く。が、傑作アルバム「PIECE OF MY SOUL」
を発表した後、96年に脱退。昨年11月にふたりはal.ni.coを結成した。その沈黙の間、彼らはそれぞれの
音楽の方向と、お互いの必要性と彼らなりのやり方で吟味し、確かめていたのだろう。
al.ni.coは上杉昇のリーダーユニットであり、柴崎は「俺は手助けをしているだけ」とはっきり言い切る。
が、その言葉に冷たさはない。作品に対してひとりひとりが自分のポジションを
しっかり持っているということなのだ。
その冷静さがal.ni.co結成を決心させ、作品を熱くさせている。またそのことはクールでホットな、
恐ろしく振れ幅の広いal.ni.coの方向性を決定づけている。
攻撃的なロックのテイストと、非常に丁重に作られたポップの両立。
デビューシングル「TOY$!」の切れ味の背後には、対極にあるポップを充分予感させる何かがある。
70年代にロックはKISSを頂点とするエンターテイメントになり、同時にその反発としてパンクを生んだ。
その両方が80年代のロックを形作っていった。80年代に生まれたテクノやグランジやヒップホップは、
クラブをキーワードにして90年代おn新しい音楽を生む。
90年代の終わり、次のシーンの到来の予兆の中で、ついにal.ni.coが
語りだすときがきた。ひりひりするようなポップ。
それは痛みを知りながら、ポップな楽しさを味わえる者に
しか作り出せない。今の時代のリアリティとは、そうしたものだろう。
スタートしたal.ni.coは、沈黙の分だけ素晴らしい勢いで走り出す。オモチャのお金は燃やしてしまえ。
その炎の中からal.ni.coはダッシュする。

平山 雄一


SHOW WESUGI
上杉 昇

「ちょっと、幼稚なところがあるんじゃないのかな?」...先日、ある病院で医者
からこんな風に言われた。「なんてモノの言い方を知らない医者なんだ!」と思
いながらも、僕は、無意識に「TOY$!」のことを思い出していた。丁度、制作期間中
だったという事もあると思うけど、おそらく、この曲の歌詞を書いている時に、
「青臭い理想論」...。「青臭い」という「言の葉」。でも実際、その言葉には、
どんな意味が含まれているんだろう?...「非現実的な」?「大人げない」?「未完成な」?
そして、「幼稚な」?
...僕は、自分自身、青臭かろうが、幼稚だろうが「大いに結構」だと思っている。
完成されてしまったものに、成長はないし、興味もない。そして、ありきたりな
形での「完成」なんて、したくもない。...とにかく、物事をハッキリさせるのも、
あんまり好きじゃない。やっぱり、理由は、つまらなくなるから。
しかし、そんな僕の曲の中でも「TOY$!」は、比較的ストレートなものになってしまった...。
(あくまでも比較的にね!)この曲は、とにかく「歌わなければ次に行けない」
という感覚が強かった。だって、「誰が誰だろうと意味がのない世の中なんて、まっぴらだからね!!」
分かってる...所詮、人間なんてどんなに「きれいごと」を言ったって、命あるものを食って
生きてるんだし...。だけどね、「抵抗」を辞めたら終わりだと思うんだよ。
...少なくとも僕はそう思う。ましてや「開き直る」もんじゃない。...誰かさんみたいに声を大にしてね。
もう一度言う。「幼稚だろうが大いに結構。」「青臭かろうが大いに結構!」
...でも何故そう言い切れるんだろう?...自分でも良くわからない...。
カップリングの「雨音」の詞は、それに近いテーマで、極めて感覚的に書けた。
「雨音」はその意味で、(何故言い切れるのか?という)自分自身にとっても、大きなヒントに
なればいいと思っている。.......かも


HIROSHI SHIBASAKI
柴崎 浩

随分荒削りで直情的な曲でのデビューとなりました。「TOY$!」のクレイジーさには我ながら
驚いています。3、4年前の自分が聴いたらきっと信じられないだろう。
自身の音楽的な衝動が何なのか、わからない部分もあるのですが、この曲に取り組んでいる時は、
日々生きている中での色々なわだかまりのようなものを、曲の中へ吐き出すようなコード
(♪枯れた心が~のところの和音)は、普段は自ら好んで使ったりはしませんが、
あのきつい響きこそが「TOY$!」の核心なのかも知れないと思って、デモのフィーリングを
そのまま生かしました。曲の力によって、自分の中の意外な狂気に似たようなものを
引き出されたと感じています。
al.ni.coでの僕のアプローチは、上杉からデモを受け取り、そこからメロディーと、
僕なりのイメージを抽出してやっているので、はっきり言って成り行きまかせです。
故に、今後どういう方向に進むのか分からないし、僕自身興味津々なのですが、
もっともっと聴く人の心を掻き乱したり、安心させたり、夢見ごこちに
させたりするような、感情を刺激する音を作っていきたいと思っています。
そして、それをみんなと分かち合いたいと思っています。





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by sinasoba4 | 2015-09-29 18:55 | al.ni.co

al.ni.co始動時のフリーペーパー


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1998始動
上杉 昇(Vo)、柴崎 浩(G)、WANDSを正式脱退

上杉 昇と柴崎 浩はWANDSを正式に脱退しました。
今まで応援してくれた人、ありがとう
今後ふたりは新しい音楽活動をスタートさせます。
期待して待っていてください。


SHOW WESUGI

●WANDS時代の最大の転機は?

上杉さん:「世界が終わるまでは」を書く前は、アーティストとしての意識よりも
いちヴォーカリストとしての意識が強かったです。詞にしても自分の中にあるいろいろな感情
の片寄った部分だけを書いていたような気がします。

●「世界が終わるまでは」の後は?

上杉さん:あの曲の後、上杉昇という人間の考えていること、プラスもマイナスもすべて含んだ大げさに
言えば、人生観を歌いたくなった。で、そういう言葉にふさわしいメロディーが必要になって、
歌の作り方が大きく変わりました。

●そうした変化を代表する歌は?

上杉さん:「Same Side」です。だからこの歌を発表するときは、正直言って怖かった。
すべてを見せることで嫌われることも怖かったし、ひとつひとつの言葉をゆがんた形でとらえられることも
怖かった。でも発表した後、聴いてくれた人達から多くの反響があって嬉しかったです。

●どんな反響だったんですか?

上杉さん:それまで得られなかったようなズシリと重い反響。それに対して、もっといい歌を書こうと思った。

●いいキャッチボールがファンと始まったわけですね。

上杉さん:そうですね。僕はこの重くてやりがいのあるキャッチボールを続けたいと思ったんですが、
当時の音楽制作の環境とぼくの価値観が違っていた。
結果、WANDSを離れることになったんです。

●今、振り返って、WANDS時代の作品は?

上杉さん:どの作品もかわいい。特に「世界が終わるまでは」以降の歌は、自分の血を分けた子供
みたいですね。
「世界が終わるまでは」以前の歌は前に出たベスト・アルバムでけじめをつけたつもりだったんです。
ぼくにとってアーティストとは、言動も含め、すべてにおいて表現するものだと思っているので、
自分の意に反してあたかもぼくが表現しているかのように作品を発表されるのは本意ではありません。
今回のベストアルバムは選曲にも曲順にもぼくは参加していません。
これを読んでくれた人には、そのことを知っていてほしいと思います。

●今後は?

上杉さん:ただありのままの自分を表現したい。それがどういう作品になるか、ぼく自身楽しみです。

●柴崎さんについては?

上杉さん:柴崎が自由に表現した作品をバックアップしたい。彼も同じ気持ちでいてくれると思います。

●最後にファンの人達にメッセージを

上杉さん:今後の上杉 昇を信じて下さい。見ていて下さい。


HIROSHI SHIBASAKI

●WANDSをスタートした頃は?

柴崎さん:そんなに立派なことを考えていたわけではないです。
プロのギタリストとしてキャリアを積もうとしていた時に、バンドの一員となって
プレーが出来るのはいいなと思って始めました。

●活動を初めてからは?

柴崎さん:曲を書く楽しみも覚えたし、やっている音楽そのものに対してもっと追求したいと
思うようになりました。それから上杉とやることで、バンドとしてのヴィジョンを
はっきり持つことができました。自分を表現することと、プロとして活動することの
ジレンマはあったけれど、俺はそれをうまくブレンドできると思っていました。

●バンドとしての実感が出てきたということですか?

柴崎さん:そうです。でも、その頃、上杉が所属事務所を離れると聞きました。上杉は自分を
100%表現したかったんでしょうね。俺のヴィジョンには上杉抜きのWANDSも、自分の価値観を
抑えてバンドをやることもありませんでした。
バンドとして活動していくビジョンが消えた後で、俺は自分のことを考えた。
WANDSの中にはいろいろ勉強させてもらったけど、勉強だけじゃイヤだな、と。
ひとりのアーティストとして立場をニュートラルに戻したとき、自分の未知の
可能性を探したくなった。それで俺は所属事務所をやめようと思いました。

●そのとき思ったことは?

柴崎さん:アーティストとして持つべきファンに対する責任というものはあるけれど、
それを勘違いしやすいということ。いい作品を作り、興味があればそれを買う。
アーティストとファンの関係はもっとシンプルなものだと思う。

●今後は?

柴崎さん:そのシンプルな関係の中で、自分の考えている音楽を忠実に再現したい。
それでアーティストと呼ばれるのか、ミュージシャンと呼ばれるのか、俺にはわかりません。
ギターもヴォーカルも作曲もアレンジも、自分の作品についてはトータルでやっていきたいと
思っています。今回のベストアルバムはびっくりしましたけど。

●上杉さんについては?

柴崎さん:同じバンドにいて、同じことを感じたりしていた。今もお互いの作品作りに関しては
それぞれサポートし合ってます。

●最後に読者にメッセージを。

柴崎さん:今まで応援してくれてきた人にも、俺のことを知らない人にも
作品を早く届けたいと思ってます。





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by sinasoba4 | 2015-09-27 17:54 | al.ni.co