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上杉昇さんUnofficialブログ ~Fragmento del alma~ 

wesugisan.exblog.jp

上杉昇さんの歌声をもっと沢山の人に聴いてもらいたい。そんな想いを伝えたくてブログを始めました。あまり目立ったり、FAN仲間を作る目的ではなく、自分がいいと思う上杉さんの楽曲を沢山の人に聴いてもらいたい、知ってもらいたい。純粋によい音楽を聴いてもらいたいという思いだけですので、何かを感じて、上杉さんの音楽を聴いてみたいと思って頂けたら、本望です。

自分の考えをストレートに吐き出せるようになってきた

アルバム「時の扉」とニューシングル「愛を語るより口づけをかわそう」リリースされた頃

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●アルバム「時の扉」について

上杉さん:アルバムコンセプトっていうのはさほどなかったんですけど、
自分たちの中から一つ一つ吹き出すというか、感じるものを表現したわけだから
内容的には、特に歌詞とかは前作よりも思い入れのあるものになりました。
前作も最近になって聞いてくれる人が増えてるみたいなんで、やっぱり前作の延長線上で
それ以上のものを作っていくっていう時に、前作のスタンスは残しておいて、さらに濃いもの
んしたいっていうのが強くなってきたんですよ。
最近、自分の考えをストレートに吐き出せるようになってきたから、詞に関しては
そんなに悩まなかったですけど


●アルバムに収録することになった基準は、やはり、歌詞だ。
自分の生活感に密着した歌詞、決してフィクションではない世界をという
基準から曲が選ばれた。

上杉さん:いろいろ選んだんですけど、でもやっぱり最後には、前向きに行こうぜ
っていう気持ちがタイトル曲に表れているんですよ。
自分もそうだけど、聞いてる人も、精神的に歌うことによっていい気分になったり
とか。救うって言ったら大げさだけど、そういう感じにしたいから歌ってる、
音楽やってるっていうのがあるから、今回はそういう意味で自分のためのアルバムかなって。
これだけ待たせておいて、何てわがままな奴なんだと思われちゃうんですけど(笑


●レコーディング作業中にチャート1位に輝いたことで、注目度も高くふつうなら
それがプレッシャーになりがちだが、本人たちは、さほど煮詰まることなく、
じっくりと腰を落ち着けて曲作りやアレンジに臨んだ。

上杉さん:あんまり昔から、数字的なものに興味がなかったっというか。
別に1位になるために音楽やってきたわけじゃないし。デビューを目的としたり
チャートで1位になることを目的としてたら、その目標がかなった時にやることが
なくなって消えていっちゃうと思うんですよ。そういう部分で音楽やっているわけじゃ
ないから、プレッシャーっていうのはなかったです。
どちらかというと自分のためにやってるってほうが強いから。嬉しいなっていうのは
ありましたけど。戸惑いは俺はなかったですね

●ただ、感情移入の仕方もバランスが難しく、ボーカルスタイルひとつ取っても
熱く入り込んで歌うか、サラリと流すかで、かなり印象は違ってくる。それは今回
実際にやってみて分かったことだという。

上杉さん:今、自分の中のテーマなんですけど、感情移入すればするほど、自分の中で
空回りしちゃって、あとで聞いてアレっと思うことがたまにあるんですよ。特に思い入れの
ある曲だとすごい感情移入して、そのシチュエーションを頭の中に思い浮かべながら、
歌ったりしてたんですけど、やっぱり難しいですね。
その曲と詞の相性っていうのもあるかもしれないですけど、俺の場合、どうも感情が入れば入るほど
荒くなっちゃうっていうクセがあるから

●最新シングル「愛を語るより口づけをかわそう」はアルバムに収録されていない
これに関しては、聞いてる人間を意識して作った曲とはっきり分けて考えてある。

上杉さん:このアルバムは今回のレコーディングをした時の上杉という人間のすべて
と言ったら大げさだけど、そういう気持ちで作りましたから。人間性をいかに詞に表現
するかっていう部分で、どうしても綺麗な部分ばっかり書きたがるじゃないですか。
そういうのはあんまり好きじゃないから。このアルバムでは弱い部分を中心に表現してるけど
これからは自分の嫌なところとかもどんどんさらけ出していけたらなって思います。
吐き出すことによって、ひとつのけじめじゃないけど、確認ができているというか、
常に自分を見つめている状態があるんですよ。




by sinasoba4 | 2015-08-28 05:41 | WANDS雑誌

by 支那そば